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インタビュー7

―今回のジャケは?

ハマ MA1LL。ブックレットの中も全部なんですよ。これがまた凄くて。OKAMOTO’Sのオフィシャルサイトやグッズも一緒に制作している仲間です。

ショウ (ブックレットの中のデザインは)MA1LLが昔使っていたノートらしくて。そこに歌詞を書いていって。ブックレットの歌詞を追いながら聴いていると、偶然もあるんだろうけど後ろのデザインとリンクしている部分もあったりして。さすがですね。

ハマ それと今回のアー写は奥山由之くん

―アー写、かっこいいよね。

ハマ 同世代のカメラマンで。今日喋っているようなことを、奥山くんとも話をして、ちゃんと意思疎通をして。逆にこういう外側の作業の方がはっきりとヴィジョンを持って進められたというのも、今回が初めてかもしれないですね。

―いまOKAMOTO’Sってちゃんとチームが出来てきたよね。同世代の仲間が集まって。裏方の人間はもちろん、黒猫チェルシーとも2013年はイベント一杯やったりさ。いまの同世代のバンドに対する印象ってどう?

ハマ 俺らが知ってる同年代のバンドは、みんなちゃんとしたルーツがあって、当たり前ですけどちゃんと楽器を好きで、演奏が好きで、音楽が好きで。俺らが代表して言うのもなんですが、みんな同じことを思っていて。面白いくらいに同じことを考えてる。面白いくらい同じように「で、どうすんの俺たち?」と、自分らなりの正解を見つけようとしていて。ほんと笑っちゃうくらい同じような想いを持っているんですよ。でも、それは増えていってはいなくて、実感的に。もっとボンボン出ると思っていたんですよね。ただ、同年デビュー組で言うと、赤い公園は俺らの引き出しにはない「それ、どうやって録ってるの?」と感じるようなCDを出していたり。ほかにも楽曲提供とか、ミュージシャンとしてしっかり仕事をしている同年代のミュージシャンもいて、そこは安心感もあるし意識的に繋がってるなと思う反面、何で俺らの年代は1歩抜きに出れないんだろう?というか、俺らを筆頭に。何をもって俺らが評価されないのかが全然分からない、とも凄く思います。