―今回初回盤に付いてるDVDはレコーディング・ドキュメンタリーで、1週間の合宿レコーディングの様子を中心に収められてるとのことですが、合宿は毎回してるよね?
コウキ してますね。まず合宿に入って、今までは3〜4日でベーシックを録って、あとは東京に戻ってダビング作業したり、歌を録ったりというのが基本的な流れだったんですけど。
―じゃ、今回はちょっと長めやね?
レイジ 1週間はちょっと長かったし、最後の方煮詰まったりして辛かった感覚はあったんですけど、DVD改めて見るとめっちゃ楽しそうだし、煮詰まってる感じしないんですけどね。
―やってる時はきつかったんや?
レイジ やってる時きつかったっていうよりは、終わって「や〜、やっぱさすがに1週間は長かったすね〜」みたいな。
ハマ リセットのタイミングが難しかったですね、1週間もあると。リズムは録っちゃいましょうみたいな感じもありつつ、スタジオに行ってから考えつくことも多かったので、予定通りにはいかないというか。それはいい意味でなんですけど。眠いのに映画を観せられている感じ、だんだん自分で集中力が切れてるなと分かるんですよね。でも、今回これがDVDになって良かったと思います。「あ〜、こんな風にレコーディングしてたんだ。」と自分たちで再確認出来ました。今回の合宿で録った曲は結局数曲しか使ってなくて、東京で録り直した曲もいっぱいあります。今回の合宿はいい勉強になったというか。
コウキ (ボソッと)ギターは東京に戻ってから録り直したものがほとんどで、結局(合宿レコーディングのテイクは)2曲分しか使っておりません…。
ハマ 日に日に1人ずつ増えていくパターンだったら新鮮だったかもしれないですけどね。
レイジ 中日にリフレッシュイベントは絶対入れた方がいいっすね。一切なしで立て続けに1週間だったんで。
コウキ 『虹』は、フィル・スペクター・サウンドをやろうと思っていたので、同じフレーズを重ねる作業を2〜3日ずっとやっていたら、これ4人でやるの相当大変だね、と。
ハマ で、その合宿の途中から毎日USTをやろうということになって。
レイジ あれは唯一の救いだった…。
(一同遠い目)
ハマ そういうアウトプットはいいなと思ったし。USTを配信出来たのは凄い良かったですね。
マネージャー たまってたんですよ。
ハマ そうでしょうね。俺はラジオで一瞬スタジオから抜けましたけど、超楽しかったですもん。ネオンや街があるから(笑)。