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インタビュー1

ショウ でも基本的にそれで踊っているのは、俺らの事をカッコいいと思って踊ってるから、嬉しさはありますよ。

コウキ 1個新しい武器が増えたという感覚でしたね。

ショウ ただ、まぁ悲しさというか(苦笑)、裏腹な気持ちも確かにありましたけど。

ハマ 歯痒さというか。

レイジ カッコいいって思って踊ってくれてんのか、4つ打ちだから踊ってんのか、どっちなんだろうな?って。

コウキ いままで必死にブギーをやってきて、最初はポカンとしていた人も徐々に分かってくれ始めて、アルバム『OKAMOTO’S』を引っ提げてのライヴツアーでいい感じで盛り上がってきて。ずっとやり続けて分かってもらえる様になったところで、『JOY JOY JOY』を投下してみたら、「え、そんなに?」という感じで盛り上がって。

ショウ 俺はツアーで披露した時点では嬉しさの方が勝ってた。でもその後、フェスで俺らを知らない人たちが俺らを観たときの反応。そこで裏腹な部分が自分の中で強く出てきた。やっぱりこういうビートでやるとみんなノるんだなって狙い通りの感じと、その逆と。この曲は今までの自分たちだったらやらなかった事への挑戦だった訳で。もちろんライヴで観たら踊ってくれるけど、家でCD聴いたりMV観たら「OKAMOTO’S、変わったね。」という印象を持つんだろうなと思っていたんですよ。でも蓋を開けてみたら、そう思っている人が自分が思っているより圧倒的に少なくて。「OKAMOTO’Sらしくていい曲ですね、今回も。」という人がたくさんいた。そこは、ちょっとシュンとする部分もあって(苦笑)。

ハマ それと同時にそういうことを意識しているのは当事者だけ、ということも分かって。何でもそうじゃないですか、新しいことをやればいろんな意見が出る。でも僕らからするとかなり大きな決断をして今回挑戦してみた。それで、次どうしようか?という話をしていて、次はもっと渋いミドル・テンポの曲を、って話もあったんです。でもここまで「変わらないですね。」と言われてしまうという葛藤もあったし。ただ『JOY JOY JOY』を演奏する事によって見える景色、破壊力というのも実感したので。贅沢な話ですよね。お客さんに披露してリアクションを感じれたからこそ、こっちの方向で引き続き次のシングルもトライしてみようという流れで『SEXY BODY』、それと同時にアルバム制作がフェイドインしていったって感じです。